⽂部科学省「データ関連⼈材育成プログラム」事業
『医療・創薬 データサイエンスコンソーシアム』⼈材育成研修

イベント

第1回MD-DSC機械学習コンペティション「アイデア賞・モデリング賞」の結果報告

医療・創薬データサイエンスコンソーシアムのイベントとして、2019年1月22日に、第1回MD-DSC機械学習コンペティション「アイデア賞・モデリング賞」(1st MD-DSC Machine Learning Competition)の結果発表と表彰式を行いました。本機械学習コンペティションは、受講生のスキル向上を目的としており、昨年度と今年度の受講生約80名に対して作品を募集しました。コンペティションの課題は、ライフサイエンス分野の問題を解決する機械学習モデルのアイデア(アイデア賞)やプログラム実装(モデリング賞)です。募集期間は、2018年11月から約2カ月でした。結果として、アイデア賞に16作品、モデリング賞に1作品が受講生から投稿されました。第3回連携機関連絡会議で、コンソーシアムの参画連携機関10社の審査員が、受賞作品を選考しました。アイデア賞は1~3位と、特別賞が2件選出されました。応募が1件だったモデリング賞は、特別賞に選出されました。受賞タイトルと受賞者は下記になります。

受賞作品タイトル 受賞者
アイデア賞 第1位 赤ちゃんの泣き声翻訳機 銀だこSSチーム(佐久間雅幸、佐藤友香)
第2位 仮面様顔貌の素顔を見抜くモデル 吉岡耕太郎
第3位 自然災害時のより効率的なレスキュー部隊、救援物資の、輸送方法の予測モデル チームレスキュー(佐々木俊太、淀康秀)
特別賞 運転中突発事故判定モデル チーム418(武藤貴史、佐々木隆之)
特別賞 毒きのこ判別モデル グループ1チーム(板倉聡志、小野擁子)
モデリング賞 特別賞 アンサンブル学習による認知症患者の識別タスク 安田永智
ピアレビュー賞 毒きのこ判別モデル グループ1チーム(板倉聡志、小野擁子)

更に、受講生と研究会に参加した学生が評価するピアレビュー賞を設けました。研究会会場に展示した作品ポスターを対象に、受講生達は1人3作品をピアレビュー賞に投票しました。第3回MD-DSC研究会で「機械学習コンペティションの実際とその意義」について講演頂いたDeNA望月正弘様にもピアレビュー賞の投票に参加して頂きました。投票の結果、ピアレビュー賞は、アイデア特別賞の「毒きのこ判別モデル」が受賞しました。

表彰式では、アステラス製薬株式会社角山様をはじめ連携機関企業の審査員7名の方々に、各受賞作品の講評を頂きました。審査員の方々はビジネス化の視点を持つので、提案モデルの具体的な実用化展開案をアドバイスして下さいました。更に、産業界が重視する要素(例えば、既存アプリが存在する場合でも、新規機能のアイデアで提案作品が広く普及する可能性)も、講評から学べました。

この様に第1回MD-DSC機械学習コンペティションで、参加受講生はアイデア出しや、機械学習モデルの実装を体験する事が出来ました。また表彰式では、機械学習モデル構築からビジネス展開に至るための道筋や課題が、講評者から受講生に応援メッセージという形で送られました。今回の機械学習コンペティション開催にあたり、御協力頂きました全ての皆様に、御礼を申し上げます。

第3回MD-DSC研究会の表彰式より

<アイデア賞第1位の表彰と、受賞者による作品解説>
<ピアレビュー賞は、投票用シールの枚数で決定>